2歳のお絵かきはダイナミックですよね!線をぐしゃぐしゃしたり、ぐるぐる顔っぽい丸を描いたり、自分の好きな色を使って表現して本当に楽しそうです!
でもその絵のレベルって?その絵を描いた子供の心理って?
2歳のお絵かきのレベルや発達を促す方法や道具を紹介します!
Contents
2歳前後のお絵かきのレベルや発達とは?
2歳半くらいから、「なぐり描き」ができるようになってきます。
そして2歳になる頃には閉じていなかった丸がきちんを円になってきたりして、どんどんお絵かきのレベルが上がっていきます。
自分で好きな色を使って、自由に表現している姿は本当に楽しそう!
それでは2歳頃の子供の絵とはどんな発達をしていくのでしょうか?
2歳のお絵かきのレベルー弧を描きはじめる
1歳から2歳の頃は、色々なものに興味がわいて体を動かしたり手に触れてみたりするのが大好きな時期です。
絵を描き始めるのもこの時期で、初めは絵というよりは点??というものを描き始めますが、次第に弧のような線を描くようになってきます。
とはいえ、子供達には絵を描いている意識はあまりなく、手を動かすことで目の前が変わっていくのが楽しいといった感覚で絵を描いているようです。
2歳のお絵かきのレベルーぐるぐる・ぐしゃぐしゃなぐり描き!
2歳になってくると、ぐるぐるっと丸のようなものを書き始めます。
全身を使って力いっぱい一生懸命ぐるぐるしていたり、時には鼻歌交じりにゴキゲンにぐしゃぐしゃぐしゃ~っと線を引いていたりします。
自分の描いた絵を「見て見て~」という子や恥ずかしそうにしている子もいるかもしれません。
そんな様子は本当にかわいらしくてしかたないですよね!
しかし、この頃はまだ見たものを真似して描くことは難しいです。
2歳のお絵かきのレベルーだんだんきれいな丸を描く
少し月齢が上がってくると、閉じられなかった丸の形も次第に閉じて、形も丸っぽくなってきます。
徐々に頭に浮かんだものを描けるようにもなってきます。
2歳のお絵かきのレベルー顔らしきものを描きはじめる
2歳半頃から3歳も近くなってくるころには、見たものを真似して描けるようになってきます。
「これママだよ~」なんて言ってくることもあるかもしれません。
通っていた保育園のお友達は若い先生を追っかけていましたが、我が家のちび子は年配の先生を独占するのが好きでした。
お迎えに行くと、2人で楽しくお絵かきしていることが多かったです。
独占状態なので、本当にじっくりよくみていただきました。そのおかげなのか、休日は絵を描いたり、工作することが大好きで、その後何年経っても部屋中に大作があふれています!
ママは日々忙しいので、じっくり子供に接することはできないですが、時にはじっくり寄り添ってあげることも大事で、何かの興味を持ついい機会につながるんだなと実感しました。
お絵かきで脳が発達するの?
指先を動かすことは脳神経に刺激を与えてくれます。
自由に表現できるお絵かきは、「想像力」や「発想力」を鍛えてくれます。
また、最近話題になっている「論理的思考力」にも影響を与えると言われています。
ぐるぐる、ぐしゃぐしゃのお絵かきでも十分脳神経に刺激を与えています。
2歳頃にたくさんお絵かきをした子供は、お絵かきを通して自分の手や腕をコントロールできるようになっているので、文字の習得がスムーズに進んだり、線や丸といった平面としてとらえるだけでなく、立体としてとらえる力もつきます。
図形問題を解くのに有利に働くようです。
お絵かき嫌いから好きになるコツは!
自分からどんどん描ける子供はいいですが、中には何を描いていいのか戸惑う子供もいると思います。
スムーズにお絵かきするようになるにはどうしたらいいでしょう?
きっかけを作ってあげる
例えばお散歩したとき電車を見たとします。
なぐり描きの子供には、「今日電車みたのたのしかったね~。そういえば電車何色だったっけ?」「電車は丸い形してたかな?」とかおしゃべりしながらきっかけを与えてあげるといいです。
そういった言葉がヒントになって、子供の想像力が膨らんでいろいろ描き始めるかもしれません。
ママのほめ方はとっても大事!
「その絵上手に描けたね」ってよく言ってしまいがちですよね。
絵を描くことが好きではない子供は、自分の絵は上手じゃないと思っているかもしれません。
まずは、「絵が上手に描けた」をほめるのではなく、「一緒にお絵かきするの楽しいね!」と、描くことを肯定してあげるようにしてください。
たとえ顔に口がなくても、そこを評価しないようにしてくださいね!
何色を使って絵を描いているかで見る子供の心理
暗い色で絵を描く意味とは?
楽しく絵を描いているように見えても、使っている色が「黒」って子供がいます。
色彩心理で「黒」は、恐怖、不安、心を閉ざす、重圧などの意味があります。
黒や暗い色を使って絵を描く子供とは、何らかしらの心のモヤモヤを絵で表現しています。
絵を描くことでストレス発散している
黒を使って絵を描いていると心配になります。
じゃあ、「黒は使っちゃダメ!」と言えば解決するのでしょうか?
実は、黒を使うことで、溜まったストレスを発散する効果があるそうです。
2歳前後はイヤイヤ期のピークでもあります。
こどもだってストレスに感じることはあるでしょう。
黒を使うなとは言わないように注意してください。
どう対応したらいいの?
では、黒ばかり使って絵を描く子供にどう対応したらいいのでしょう。
「ダメ」ではなく、「いいよ」といってあげてください。
「黒使うなんてかっこいいじゃん!いいね!」なんて声をかけてあげてください。大きな心で見守ってあげてくださいね。
もしかしたら、単純に黒が好きなだけかもしれませんよ。バイキンマンは真っ黒ですもんね!好きなキャラクターが黒っぽいからという場合もあります。
それなのであまり考えこまず、いっぱい抱きしめてあげたり、お話したりして、子供の様子をみてあげましょう!
お絵かきが楽しくなるグッズ
子供が進んでお絵かきに夢中になるグッズを紹介します!
1.アンパンマン 天才脳おしゃべりらくがき教室DX
みんな大好きアンパンマンのお絵かきボードです。大人気のらくがき教室に音がプラスされたデラックス版です。
目で手で耳で感じることができます。
お絵かきのあとは、ひらがなの練習にも使えるので、長く遊ぶことができます!
2.スイスイおえかきNEWカラフルシート
「あか」「あお」「オレンジ」「みどり」の4色を使って絵を描けるお絵かきシートです。
78cm×100cmの大きなシートなので、体をいっぱい使って思いきりのびのびと絵を描くことができます
!大きなシートなので、自由にいっぱいお絵かきすることができますし、汚す心配もないのでママにも嬉しい玩具です!
3.ベビーコロール 12color
まだペンを持つのになれていない子供でも握りやすい形なので、すぐに描きだすことができます。
また折れにくい形になっていて、万が一舐めてしまっても安心なものになっています。
まとめ
お絵かきが好きな子もいれば嫌いな子もいます。また何かしらの心のサインを表現している子供もいます。
どんな状況にしても、ママは「この子は今は絵を描くことに興味がないんだ」「少し寂しい思いをさせてしまっているのかもしれない」と受け止めてあげて、寄り添うことで少しづつ解決できることです。
子供によって発達の個人差はあります。あまり悩まず、お絵かきを通して一緒に楽しめたらいいですね!
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