2歳くらいになると子供もだいぶ歩けるようになるので、お散歩に出かけることも多くなりますよね。
この「歩く」ことは子供の成長にとてもいい影響を与えます。
でも2歳くらいの子供が歩く距離はどれくらいでしょうか?
今回は歩く距離の目安と楽しみ方を紹介したいと思います。
Contents
2歳児にとって歩かないことでの影響はあるのか?
2歳になると、自分の足で沢山歩けるようになってきます。
でも大人と同じようにはまだ歩けませんよね。
雨の日だったり、荷物をたくさん抱えているときなど、便利だからついつい車を使っていませんか?
大人でも歩くということは一番手軽に体力をつけられる運動です。
子供にとって「歩かない」ということが体力の低下にもつながってしまうのです。
子供の散歩で歩く距離の目安は?
距離の目安とは?
子供が散歩で歩く距離の目安としては、年齢の数と同じくらい歩くのがいいようです。
1歳なら1Km、2歳なら2Km、3歳なら3Kmといった感じです。
5歳以降しっかりと歩けるようにするためには、月齢に合わせてそれくらいの距離を歩くことが必要です。
ただし、子供にも個人差があります。
その日の体調や機嫌に合わせて無理のない距離を歩くことが大事です。
子供のペースに合わせて距離を伸ばしましょう!
大人と一緒に歩くとなると、子供は早く歩けませんが、時間をかけてたくさんの距離を歩いてみましょう!
なぜなら、子供はたくさん歩くことで「歩く」ということを覚えるます。そのためたくさん歩くことはいいと言えるので。
もし子供は歩く距離が足りないと、歩きたいという何かしらのサインを出します。
そのサインを注意して、どんどん外へ行って歩く距離をのばしましょう。
「歩く」は子供の頭・心・体の発達を高めます!
五感を刺激する
歩くことで外の季節を体感することで五感が刺激され感情が豊かになります。
2歳の時期は好奇心旺盛で何でも興味津々です。歩く道も同じコースではなく、色々な道をあるくことで四季や景色を楽しみ、自然に咲いている花や虫にふれることで感性も豊かに育ちます。
また、歩くことが体の刺激となって脳も活性化します。外に出て足を使って歩き、足裏に刺激を与えることで脳の発達に役立ちます。このように歩くことは子供の脳の発達にもとてもいい影響を与えます。
親子のコミュニケーションになります!
一緒に歩くことで、親子で触れ合う時間が増えます。景色を通して目に入ることについてお話ししたり、花や虫に触れて楽しんだりもできます。
歩いている途中、すれ違う人たちとも会話する機会もあるかもしれません。ママ以外の人とのかかわりあいを学ぶいい機会にもなります。
また2歳の時期はたくさんの言葉を覚え始める時期です。ママやほかの人たちと触れ合うことで、言葉をたくさん覚えるようにもなり言語の発達にもいい影響となります。
運動の発達にも期待
外の道は必ずしも平らな道ばかりではありません。凸凹している道を歩くのにつまずかないように足をしっかりあげて歩いたり、段差があれば上り下りもします。道の舗装された色付きの部分だけをピョンピョン歩いてみたりと、お散歩をするだけでもしっかり運動になり運動能力も鍛えるのに効果的です。
また、歩くことで足腰、足裏も鍛えられるので健康な体力作りにも期待できるでしょう!
歩くことはたくさんのメリットが!
ご飯を食べるようになります
この時期のママたちの悩みの一つに、「ご飯をたべてくれない」という悩みがあります。
日中たくさん歩くことは子供にとってはかなりの運動量にもなります。たくさん運動すれば自然とお腹が空いてくるもの。
なかなかご飯が進まないという子供にとっても歩くことは効果的です!
寝付きにも期待できます!
日中たくさん歩いて運動して、家でモリモリご飯を食べられたら、ぐっすり寝られるようになるでしょう。
ただし、あまり刺激のあることを見たり体感させてしまうと、逆に興奮しすぎて夜寝付けなくなることもあるので注意してください。
イヤイヤ期の気分転換にも!
2歳の頃は、イヤイヤ期の真っただ中です。子供もママも家に閉じこもっていると、お互いにイライラしがちになります。そんなときは思い切って外に出てみてください!歩いたり走ったりすることで、気分転換にもなります。
外出時、抱っこばかり言う子供が自ら歩けるようになる方法
歩くことはいいとわかっていても、子供がみんな歩きたがるわけではありませんよね。
ほんの少し歩いただけで「抱っこ抱っこ!」とせがむ子供もたくさんいます。ぐずられてしまったり、急いでいたりすると、ついつい抱っこして済ませてしまいます。
しかし少しだけ辛抱してみてください。自分の足で歩けるんだということ、歩くことは楽しいんだということをぜひ教えてあげてください。
もちろん初めからは難しいです。例えば「今日はここまで歩こうね!」と目標を作ってあげて少しづつ距離を伸ばしていくうちに段々子供も歩くようになります。もし駄々をこねたりしてもけして「早く歩きなさい!」なんて言葉をかけないであげてくださいね!
そしてしっかり歩くことができたら、いっぱい褒めてあげてください。歩けたということと褒められたということで自信がつきます。きっと歩くことが楽しくなり、自然と歩く距離が伸びていきます。
まずは子供のペースに合わせて、ゆっくり進めてみてください。
保育園ではお天気が良ければ、「こんな遠くまで歩くの?」というくらい距離のある公園へお散歩に行ったりしてくれてました。
お迎えしてくれるおじいちゃん・おばあちゃんも保育園からは絶対にまっすぐ帰ることはなく、電車を見に行ってくれたり、スーパーへおやつを買いに連れて行ったりしてから帰ってくれていました。そのおかげもあり、休日も歩くことに対してぐずったことはほとんどありませんし、公園も大好きで40分くらいかけて歩いても遊んで帰れるくらいの体力もありました。
つくづく、私たち親子は周りの人に助けられて育ったな・・・と感謝です。
ちび子には従弟がいるのですが、彼はいつもママに抱っこされていて歩くどころかベビーカーにも乗らない子でした。
聞くと、彼の通う保育園は近所に公園もなく、交通量も多い土地柄のせいか、ほとんどお散歩に行かなかったそうです。
ママも休日外に連れ出すタイプではなかったこともあり、ちょっとの距離でも車に乗りたがる子になりました。
将来この2人にどのような影響があるのか?気になるところです。
歩くことは運動にいいからといって、道いっぱい左右前後行ったり来たりして歩いていては危ないですよね!
いつどこから車や自転車が飛び出してくるかは予測できません。
「道を渡るときはどうやって渡ろうか?」といったように、実際に危ない箇所ではどうしたらいいのかを親子で確認できるのも歩くメリットです。
また特に注意が必要なのは、車の往来がある道路を歩く時です。
このようなところでは飛び出してはいけないことをしっかり伝えて、必ず手をつないで歩くようにしてください!
まとめ
歩くということは親が一生懸命教えたり、気を使ったりすることはほとんどありませんよね。
月齢に合わせた歩く距離の目安はありますが、「2歳だからこれだけ歩かなくちゃいけない!」なんてルールはありません。
ママは子供と歩くときは、子供の成長とペースに合わせてゆっくりと見守ってください。
歩くことは頭も体も心も育てます。まずは親子で楽しく会話をしながら色々なものに触れて歩いてみてください。
コメント