2歳になる子供に言葉を理解させる教え方ってあるのでしょうか?
よく言葉が早い、遅いと言いますが、2歳の言葉の発達の目安ってわかるとママも安心しますよね。
そこで2歳の言葉の教え方と、言葉の発達が早いのか遅いのかの目安をご紹介します。
Contents
2歳ってどれくらいの言葉が話せるの?目安ってあるの?
2歳の言葉の発達の目安は?
一般的に言葉を発し始めるのは1歳頃だと言われています。
この頃は喃語といわれる、「あ-あー」「わんわん」のような一語を話します。
目安としては、2歳頃は「わんわん、ねんね」のように二語を話すようになり、300語程の言葉が使えるようになってきます。
また、2歳半頃になると使える言葉は500語程にも増えると言われています。
※これはあくまで目安なので、子供によって個人差はあります。
2歳の言葉の発達、早い遅いの目安とは?
2歳の言葉が早い原因は?
・言葉のシャワーをたくさん浴びているか
まず考えられることは、赤ちゃんの頃からたくさんの言葉に触れる機会の多かった子供は言葉の発達が早いと言われる子が多いようです。
例えば、上に兄弟がいる場合、そのお兄ちゃんやお姉ちゃんからたくさん話かられるでしょう。
また、保育園に通っていたりすると、同じくらいのお友達から大きなお兄ちゃんお姉ちゃん、そして先生方からたくさん話しかけられます。
このような環境にいなくてても、ママが絵本の読み聞かせなどを毎日たくさん聞いている場合も、言葉に触れる機会となります。
このように、赤ちゃんの頃から話しかけてもらう機会が多いと、自然と自ら言葉を発して相手と話そうとするため、言語能力が発達して言葉が早くなるのだと考えられます。
・機械からの言葉では発達しにくい
アメリカの大学の研究結果で、機械音ではなく、人の言葉に触れる機会が多い子供ほど、言語が発達することがわかりました。
研究によると、親が子供に話しかける回数が多いほど、子供の言語能力が発達するけれど、テレビやラジオから流れる言葉を多く聞かせても、同じような結果は得られませんでした。
2歳の言葉が遅い原因は?
・コミュニケーションが大事
言葉の発達が早い原因でもあげましたが、人の言葉に直接触れる機会が多い方が言葉が早い傾向があります。
他の人と触れ合う機会があまりなかったり、親が携帯やテレビに夢中であまり子供とコミュニケーションを取らない環境だと、言葉が遅くなりがちです。
・脳の作りの違い
よく、「女の子の方が言葉が早い」と耳にすると思います。
これは、男の子は左脳のみ使って言葉を理解しようとしまう。
一方、女の子は左右両方の脳を使っているそうです。
そのため、男の子で言葉が遅い場合はこのような理由も考えられるということです。
アメリカの研究によると、「言語能力が発達した子供は、感情のコントロール、特に怒りを抑えることがうまい」ということがわかりました。
逆に、「言語能力が発達していない子供は、自分の感情を伝える方法がわからないため、かんしゃくを起こしたり、怒りを爆発させることが多い」とわかりました。
このことから、2歳頃の子供は自分の気持ちを伝えようとする能力は誰もが発達しているけれど、どれだけ多くの言葉に触れてきたかによって、言葉として表現できる子と苦手な子がいることがわかります。
言葉が遅い子供は上手く気持ちが伝わらないことをストレスに感じかんしゃくを起こしやすいです。
少し言葉が遅いかも・・・と感じるようでしたら、徐々に言葉に触れさせてあげる環境を作ってあげることで克服できる可能性があるでしょう!
保育園児のちび子はやはり言葉が早い方だったと思います。
そして食いしん坊だったため、なんと、「ママ」より「パイパイ」から言葉を発したのです!
一語でなく二語じゃん・・・。
うーん、原因はなんだろか??と考えましたが、どうやらおじいちゃん・おばあちゃんと毎日接していたことが関係しているのでは?という結論になりました。
お迎えを結構お願いしていたので、私が帰るまでの多くの時間を2人と遊んで過ごしていました。
何かするたびオーバーなくらい褒めっちぎるじじばば。
コミュニケーションは濃厚です。働くママにはここまで濃厚な時間を過ごすことはできないでしょうが、時間ではなくコミュニケーションの内容が重要なのかな?と感じました。
2歳言葉の教え方や語彙を増やす心構え
子供を見ながら、ゆっくり話すようにして教えよう!
2歳頃になると子供は大人の話す言葉をちゃんと理解しています。
どんな言語であっても言葉を話すということは、言葉を「聞いて」「理解して」「覚える」から話せるようになります。
もし早口で言ったりしたら聞き取れず、言葉を理解することもできません。
そのため言葉を覚えられないので話さない、ということにもつながります。
子供に話しかける時は、「ゆっくり」「丁寧に」「はっきり」と話しかけることを心がけましょう!
体を使って理解させよう!
言葉を理解させるためには、話しながら身振り手振りして言葉を教えてあげるのも効果的です。
お散歩の途中で犬を見かけたら「あれワンワンだね」と言いながら指差ししてあげると「ワンワン」という言葉を理解しやすいでしょう。
例えば追っかけっこをしている時でも「〇〇ちゃん、まてまて~」とか、追いかける「動作」と「待て」という言葉を結び付けてあげるのもいいでしょう。
たくさん本を読んで聞かせてあげて言葉を教えてあげましょう!
一緒に絵本を読んで登場するもの(動物とかキャラクターとか)を指差ししながら言ってみると、言葉と物をイメージしやすいと思います。
また一緒に本を読むことでコミュニケーションにもつながり子供の心をはぐくむ効果も期待できるでしょう。
読み聞かせを通して絵本が好きな子供は、大きくなって読書好きにもなり読解力も身につくようになるでしょう。
耳に入ってきやすいように歌にしてあげましょう!
歌にしてあげると言葉が覚えやすくなります。
童謡などは言葉がきれいであったりします。また体を使って覚えるのに、「むすんでひらいて」のように手遊びのある童謡を歌ってあげるのも楽しく言葉を覚えることができるでしょう。
たくさんの人とお話ししましょう!
家では話し相手がパパとママだけという子供は多いでしょう。
パパとママだときちんと言葉にしなくても理解してくれるので甘えてしまうのかもしれない。
でもパパとママ以外の人だと、「あ-、あ-」じゃ何を話しているのか理解できませんよね。
お話しする対象が他人だったり大勢いると、理解してもらおうと一生懸命伝えようとします。
結果、自分の気持ちを伝えるためには言葉が必要だと認識して、たくさんお話ししようとするようになるでしょう。
また、他の子供と一緒に遊んでみるのも刺激になって急にお話ししだすという話もよく聞きます。
近所の児童館に行ってみたり、知り合いに子供のいる家庭があったら遊ばせてみるのも効果があるかもしれませんね!
まとめ
言葉を教えるということは、「たくさんの言葉のシャワーを浴びさせてあげる」ということが一番の近道になります。
ぜひ親子で楽しみながらたくさん子供に話しかけてあげてください。
また、もし子供が何かを言葉を発したら、常に反応して相槌してあげることも大切です。
大人でも自分の発した言葉に誰も反応してくれないといい気分ではないですよね?
子供はかまってちゃんです。
お話しするとかまってもらえるとわかれば、言葉がどんどん出てくるようになるかもしれません。
そして、子供の言葉が遅いからといって不安にならないでください。
一般的な目安はありますが、個人差があります。一人で悩まないことも大切です。
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