1歳発熱の受診の目安と対処法は?元気な時の食事や過ごし方はこれ!

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1歳くらいの赤ちゃんの発熱は珍しいことではないですよね。

発熱といっても元気だったり、微熱しかないのにぐったりしていることもあり、対処に困ることあると思います。

一体どんな時に受診が必要なのか、受診の目安と対処法、家での過ごし方についてご紹介します。

1歳の赤ちゃんが発熱!まずは落ち着いて体温チェックをしてみよう!

 

耳体温計は早く測れて子供も嫌がる前に測れるので便利ですが、脇で測る体温計の方が正確に測れるようなので、なるべくわきの下で測る体温計を使うといいでしょう。

37.5度以上を発熱とします。39度でも元気で食欲もあるなら様子をみてても大丈夫です。

逆に、37度台でもぐったりしていたりする場合は受診したほうがいいでしょう。

また、40度を超えるようなら元気そうでも受診した方がいいです。

急に熱が出ると心配になってしまうのは当然です。

でも赤ちゃんの場合は熱が高い低いで判断しなくてもいいことが多いです。

次の様子をチェックして、病院を受診するかどうか判断してみてください。

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1歳赤ちゃんの発熱。受診の目安とは?

熱があっても元気であれば家で様子見しても大丈夫です。

しかし、熱以外の症状によっては緊急に受診が必要な場合もまりますので注意が必要です!

とりあえず家で様子をみてみる場合

・少しでも食事や水分が摂れている

・寝られている

・あやすと遊ぼうとする

・機嫌が悪いわけではない

・多少震えることはあっても、意識ははっきりしている

 

受診が必要な場合

・食事・水分をうけつけない

・おしっこが半日出ていないまたは色が普段より濃い

・熱が40℃を超えた

・全身を使って呼吸をしていて息が苦しい

・ぐったりして元気がない

・嘔吐・下痢をしている

・一度受診しているのに熱が下がらずぐったりしている

 

救急受診が必要な場合

・意識がない

・熱性痙攣の症状がある

・異常行動があったり、意味不明なことを言っている

 

風邪だけではないその他の感染症

風邪症状以外の感染症の症状がみられた場合は受診してください。

・突発性発疹・・・解熱後全身に発疹が出ます。

・はしか・・・風邪の症状にとても似ていますが全身に発疹が出ます。合併症として肺炎や中耳炎を伴ったり、脳炎になることもあります。予防接種もあります。

・水疱瘡・・・水疱が全身に出ます。軽い場合もありますが、重いと高熱が3日くらい続きます。予防接種があります。

・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)・・・耳の下が腫れて痛みます。片方だけでなく両方腫れることもあります。こちらも予防接種があります。

・インフルエンザ・・・大人でもかかるととてもしんどいものです。風邪に似た症状ですが、ぐったりする場合が多いのが特徴です。感染力が強いので注意が必要です。

 

ちび子のエピソード

ちび子は4か月の時インフルエンザにかかりました。

この時期は母乳の影響で病気になりにくいと聞いていたので驚きました。

家族がインフルエンザを発症したためうつってしまったようです。

赤ちゃんだからといってうつらないことはないんですね・・・。

赤ちゃんなので手洗いはできてもうがいで予防というのは難しいので、あやしいと感じたら病院を受診することをおすすめします。

 

発熱しているけど元気。「食べる・寝る・遊ぶ・出す」の様子はどうかみてみよう!

食欲もあり、水分も摂れて、よく眠っていて、おしっこもでているのであれば、厚着させているために熱がこもってしまっている可能性があります。

薄着にしてあげたり、お布団も少なくしてあげるだけで熱が下がることもあります。

この他にも、「いつもと様子が違う」「なんだか辛そうだ」そんな場合は受診をおすすめします。

また心配であれば病院や自治体の小児救急電話相談に相談するといいでしょう。

 

ちび子のエピソ-ド

厚着をさせ過ぎて熱が出たことがあります。顔を赤くして汗ばんでいたので熱を測ると38度を超えていました。まさか風邪??と思ったのですが、機嫌も悪くないですし、咳も出ていませんでした。母の相談してみると、「あなた服着せすぎよ」と言われたので服を1枚だけにして室温を下げると、熱は下がり汗も止まりました。発熱の原因は、真冬でもないのにかわいい服だからと重ね着させていたせいだったようです。。。風邪症状や様子が変ではないのに熱がある場合は、「着せすぎ」が原因かもしれないですよ。あと、育児の先輩に聞いてみるのも参考になるかもしれませんね!

発熱したときの家での食事や過ごし方は?

熱を冷やすタイミング

熱が上がっている状態で冷ますことはNGです。この状態では寒さを感じるので、部屋を暖かくしたり、布団を多めにしてあげたりと温めてあえげてください。

熱が上がり切ったら、今度は熱を逃がすよう体を冷ましてましてあげてください。多めに着せていた服や布団を調節します。赤ちゃんが嫌がらなければ氷枕や保冷剤などをタオルにくるんで脇に挟んだり、太ももの付け根に乗せてあげたりして熱を下げてあげましょう。

ただし、赤ちゃんの体温調節機能はまだ未発達です。くれぐれも冷やしすぎないように注意してください。

遊び

少し熱があっても、元気で遊びたがるようなら、無理に寝かせていなくても大丈夫です。ただし外出はしないように。

部屋の環境

部屋の温度・湿度・換気に気をつけましょう。目安は、夏場は25度くらい、冬場は20度くらいで、湿度は50~60%にすると過ごしやすいです。

食事・水分

食事は、ひとさじくらいを与えて、様子を見ながら食べられそうな量をあげてください。また赤ちゃんは脱水状態になりやすいです。汗で奪われた水分をしっかり補給してあげてください。経口補水液がおすすめですが、赤ちゃんが飲めるものであるなら、赤ちゃん用イオン飲料でもこまめに与えてあげるといいでしょう。

お風呂

発熱で汗をかきやすいので、肌着をこまめに替えましょう。微熱の他に症状がみられず元気なら沐浴や入浴をさせても大丈夫です。入浴後は水分補給をしっかりしてください。熱が高いようならお風呂は控えるといいです。お湯に浸からせることで熱が上がってしまうことがあるからです。その場合は温かいタオルでふき取ってあげたり、着替えをして汗による体温の低下を防いであげてください。

 

 

発熱したときに薬を飲ませる場合気を付けることは?

授乳・食事の前に飲ませる

大人の場合は食後に飲むことが多いと思います。赤ちゃんの場合食後に飲ませようとすると、授乳や食事で満腹になって飲まないことがあります。また満腹なので戻しやすくもなります。そのため食後の指示がなければ、赤ちゃんには食前に薬を飲ませるといいでしょう。

ミルクには混ぜないで!

ミルクに混ぜてしまうと、薬の味がミルクの味だと思ってしまい、元気な時でもミルクを飲まなくなってしまうことがあります。

与える回数は守る

赤ちゃんの様子で必ずしも、朝・昼・晩と薬を与えられないことありますよね。時間を守れない場合は、1日3回という回数は守るようにしてください。

 

薬を飲ませるコツとは?

・シロップタイプ

スプーンやスポイトや哺乳びんの乳首などを使ってあげると赤ちゃんも飲みやすいです。ゆっくり口に入れてあげましょう。

・座薬

両足を手で持って、膝を曲げておしりを突き出すようにして座薬を置くまでしっかり入れます。座薬は赤ちゃんが嫌がって動いたスキに出てきてしまうこともあります。しばらくは薬が出てこないようおしりを抑えてあげます。

 

まとめ

発熱したからといって、必ずしも受診が必要ではないこともあります。

家でしっかりケアできるような状態なのに、病院に連れていくことで他の病気をもらってきてしまったという話は周りでもよく聞きます。

まずは赤ちゃんの様子をよく見ることが重要です。

普段から体温、様子、便や尿の様子や回数、食欲などの記録をつけておくと、発熱したとき様子がおかしいことに早く気付けると思います。

また病院に行った時、普段の様子と違うことを的確に伝えることができるので、お医者さんとしても処置がしやすくなると思います。

慌てずに落ち着いて1つ1つチェックしてみてください。

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